各 位

ごあいさつ

 日ごろより、当法人並びに各障がい福祉サービス事業所等の運営に格別のご理解とご協力を賜りまして厚くお礼申し上げます。
昨年1月1日の石川県能登地震から1年、教訓として地域に災害時少しでも安心して生活が送れることが大変重要だと考えておりました。2023年10月に三島市平田ににじかけビレッジとして就労B型、A型、グループホーム、短期入所事業所を建設することができ少しでも障がいのある皆様に地域の中で働く場所、住む場所の整備ができ、これで被災時の拠点として沼津市、三島市、清水町に整備ができました。防災倉庫等を設置し食料、飲料水、仮設トイレ、テント、発電機等も整え被災時に備えることもできました。すこしでも障がいのある皆さんやご家族が一定の期間でも安心して生活ができればと思っています。
さて、事業所の運営は、光熱水費、物価高、ガソリン、人件費の値上げ、国からの給付費の見直し等を受けて日に日に厳しさを実感しております。特に物価高騰等は、利用者様の生活を直撃しており生活が困窮している方も多く出てきました。私どもとしては、目標工賃50,000円、賞与の支給プロジェクト事業を実施してきましたが、必要経費の高騰もありスタッフも頑張ってくださっていますが思うように支給できない苦しさと戦っています。
しかしながら、その中において今年は、昨年静岡県福産品ブランド認定をいただきました「ドバっとしいたけ万能調味料」の三島市ふるさと納税返礼品への認定、専門家アドバイザー派遣事業として製品化した「しいたけポタージュ」等が道の駅での販売が本格的にスタートできることになり少しでも工賃、給料をアップして生活を豊かにできるように努めてまいります。
また、グループホームで生活する多くの障がいを持った方たちが地域の中で豊かに生活が出来るよう余暇支援の充実、芸術や文化、スポーツ等への事業も併せて頑張って行く所存ですので引き続きご理解とご支援、ご指導のほど深くお願い申し上げます。
本年5月3日に三島市民文化会館にて法人設立15年の事業を開催いたします。後日、ご案内をさせていただければと思っております。是非、ご来会くださいますよう関係者一同お待ちしております。

各位におかれましてもお体にご留意され益々のご活躍を期待しております。

令和6年1月1日

                     特定非営利活動法人 にじのかけ橋
                           理 事 長  鈴 木 俊 昭
                                  スタッフ一同
にじのかけ橋通信 2025年1月号 のサムネイル